作文でのあるある間違い

冨田です。

学真会では、国語読解と作文に力を入れて指導しています。

作文にも、いろいろな間違いの仕方がありますが、特に人気(?)の間違いシリーズをご紹介します。

間違い人気No1!「ら抜き言葉」

次のうち、正しい文法で表現されているのはどれでしょう?
A「食べれる」
B「見れる」
C「しゃべれる」
D「触れる(さわれる)」










答えは

A「食べれる」→✖
B「見れる」→✖
C「しゃべれる」→◎
D「触れる(さわれる)」→◎

この間違いは、中2で習う文法を習得する必要があります。(学真会では、中1から教えますが)

ただ、今回は簡易的な判別方法を伝えます。
作文を書いているときは、スピーディに判別したいですもんね。

①もとの動詞に『ない』をつけて、

②『ない』のひとつ上の言葉が

③【イ段】【エ段】のときは「られる」の「ら」が必要!

A食べる に「ない」をつけると。。 

食べない 『ない』のひとつ前が【エ段】(下一段活用)
→「られる」をつける

B見る  に「ない」をつけると。。

見ない 『ない』のひとつ前が【イ段】(上一段活用)
→「られる」をつける

Cしゃべる  に「ない」をつけると。。

しゃべらない 『ない』のひとつ前が【ア段】(五段活用)
→「ら」いらない!

Dさわる  に「ない」をつけると。。

さわらない 『ない』のひとつ前が【ア段】(五段活用)
→「ら」いらない!

「ら抜き言葉」ひとつとっても、奥が深いですね。。。
ちなみに、「しゃべれる」と「さわれる」は可能動詞です。
五段活用には、「れる」をつけるよりも、可能動詞が多く使われます。

ただ、作文講座を受講していただいている方は、正しく書けるようになってくれています。
やはり、作文には「慣れ」も大切だと痛感します。

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